2008年04月23日
食材としての昆虫
食べるの?。。昆虫は本当にむりだぁ…
今日の日本においては、昆虫食はあまり一般的ではなく、どちらかと言うと下手物料理や珍味として扱われる機会が多い。その中でイナゴ(佃煮)は全国的に食べられていると言ってもよく、ハチ、セミ、ゲンゴロウ、トビケラやカワゲラ(ざざむしの佃煮)、カイコガ、カミキリムシ等も食用とされることがある。信州のハチの子の佃煮のように郷土料理や名物になっている地域もある。
世界的にはタガメやアリ、甲虫などの昆虫の幼虫を食べる文化を持っている国や地域、民族は多い。特に気象条件や地理的な問題で他の食材が手に入りにくい土地の場合、貴重な栄養源となっていることは当然である。
栄養価の面からみると、一般的に昆虫はタンパク質やミネラルを豊富に含むため、人口増加や砂漠化により、将来的に世界規模の食料危機が起こった場合に、繁殖が早い昆虫は重要な食料となるとの見方もある。中国では、セミなどの昆虫およびサソリ等の食用飼育業者がある。
薬材としての昆虫
中国の生薬を集めた『本草綱目』には、多種の昆虫が記載されている。一例としてシナゴキブリは、シャチュウ(しゃ虫)の名で、血行改善作用があるとされている。学問的に薬効は必ずしも明らかになっていない例が多いが、他にも薬酒の原料としてスズメバチ、アリ、ゴミムシダマシ、冬虫夏草(実体は真菌)などが使われたり、粉末にして外用薬にされる昆虫もある。
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